データプラットフォームを活用した医療資源の見える化と共有によるサービス事業の創出FUCHU-MUSASHIDAI
採択プロジェクト

基本データ
- 連携準備型
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- 対象エリア
- 府中市武蔵台エリア
- ジャンル
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- #医療
- プライム
事業者名 -
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エリアの課題解決に関する考え方
エリアの課題
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- 災害・感染爆発時に係る課題
災害・感染爆発時に各医療機関の被災状況や実働可能な医療資源を地域の災害対策本部等が一元的に把握することは困難であり、被災した都民を適切な医療機関に案内・誘導し、迅速な救命等の医療提供に結びつける仕組みが確立されていない。
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- 今後の後続のケース創出に係る課題
多くの医療機関は公的病院を中心に経営赤字であり、人手不足に関しては今後、更なる深刻化が予想されている。これらを背景に、多くの医療機関では費用や人手を要するDX等のサービス導入が進みにくい状況にあり、今後の後続ケース創出に向けた課題となっている。
課題解決の方向性
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- 災害・感染爆発時に係る課題の解決方法
刻一刻と状況が変化する中で地域の災害対策本部等が迅速な対応ができるよう、医療継続に必要となる主要な医療資源(被災状況、混雑状況、職員在館状況)をリアルタイムに自動取得し、ダッシュボードにより見える化するサービスの開発・導入を目指す。
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- 今後の後続のケース創出に係る課題の解決方法
平時の混雑状況の分析、及び職員在館情報の共有や分析により、オペレーション最適化による経費削減、患者の待ち時間短縮、ケア充実等を目指す。また、上記を通じてDXサービス導入の事例を創出するとともに、サービスのパッケージ化による導入ハードルの低下を目指す。
プロジェクト概要
目指すサービス
災害・感染爆発時の医療継続に必要となる主要な医療資源を「リアルタイムに自動取得」し、「ダッシュボード化」により見える化するサービスの実装
サービスの実装を通じて目指す状態
- 従来では電話や手入力で伝達していた災害時の建物・設備被災状況や来院患者数、職員勤務状況などを迅速かつリアルタイムに把握でき、災害・感染爆発時の都民(約46万人と想定)の医療提供の迅速化が期待できる。
- 平時においても病院内の混雑状況や職員勤務状況を利用することで、混雑緩和による患者の待ち時間の短縮(年間45万人程度の外来患者が利益を享受)や、職員の適正配置などによる患者対応の迅速化(年間66万人の外来および入院患者が利益を享受)することが見込まれる。

事業のイメージ図

プロジェクトの成果
2024年4月、多摩総合医療センター内の電気、ガス、水道、エレベーター等の稼働状況をリアルタイムに自動取得し可視化する被災状況サービスを実装しました。タイムライン機能により、テキストによる状況の共有も可能となっており、災害対応を中心に医療提供の迅速化を目指します。
事業実績報告書
リンク
(準備中)