官民の空間活用促進プロジェクトSHIBUYA
採択プロジェクト

基本データ
- 連携準備型
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- 対象エリア
- 渋谷エリア
- ジャンル
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- #空間データ利活用
- プライム
事業者名 -
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エリアの課題解決に関する考え方
エリアの課題
渋谷駅周辺では再開発などに伴い、人々が交流・連携・挑戦できる空間の拡充が進んでいるが、空間情報が把握できない、魅力的な発信ができていないなど、以下の課題が存在する。
- 区やエリマネ団体には、「渋谷で取組を行いたい!」という使い手の声が日々寄せられるが、現状では一部の関係者しか空間情報の全体像を把握できておらず、空間を活用した新たな取組の実現するハードルが高い。
- 空間の管理・運営管理者ごとに利用実績の報告書等が蓄積されているが、使われ方など分析・検証や、魅力的な情報発信に活用できていない。
- 今後整備予定の渋谷区が管理する都市空間(広場)について、利用に係る仕組みや手続の検討がなされているが、空間の活用促進に向けては、時代に即した利便性の高いサービスの開発が必要とされている。

課題解決の方向性
- 渋谷駅中心地区及び周辺地区を対象に空間情報を収集・整備し、利用者に公開することで空間利活用を促進する。
- 利用実績も一元的に確認できるようにすることで、多くのプレーヤーを巻き込んだまちづくりを実現する。
プロジェクト概要
目指すサービス
- 渋谷駅周辺地区の官民保有の都市空間情報を一元化し、各種空間について確認・検索できる情報サービスの提供
- 各空間の使われ方について情報を集約し、都市空間の利活用実績を閲覧できるサービスの提供
- 区管理予定の都市空間について、利用申請から報告まで行えるオンラインサービスの提供
サービスの実装を通じて目指す状態
多様な主体による空間活用の挑戦を促進し、官民連携での協働型まちづくりにつなげるとともに、データ活用によるまちづくりの高度化、効率化を促進する。
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- 空間利用者
これまでの空間利用者に加え、スタートアップ等の空間活用による挑戦が難しかった利用希望者が、より手軽に広場や公開空地を活用でき、来訪者は多様な人が活躍し訪れる渋谷ならではの体験価値を享受できる。また、区管理の空間については、利用に関する手続きがオンラインでできるようになり、利便性が向上している。
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- 空間管理・運営者
多岐にわたる関係者と共に計画の効果検証や、今後の都市空間のあり方検討がし易くなり、協働型まちづくりが促進される。また、都市空間情報がわかりやすくなることにより、日本各地や世界から文化・ビジネス創造に挑戦する人や組織を惹きつけることに寄与している。
事業のイメージ図

プロジェクトの成果
令和6年12月13日(金)、渋谷区は渋谷駅周辺の多様なスペース情報を集約したスペース情報サイト「SHIBUYA CREATIVE JUNCTION」を公開。希望スペースの検索・利用申請を可能とし、スペース活用事例、イベント・アクティビティ等の情報提供を実現した。
