Smart City TakeshibaTAKESHIBA
採択プロジェクト

基本データ
- 連携型
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- 対象エリア
- 竹芝エリア
- 連携先
- 大手町・丸の内・有楽町エリア、島しょエリアなど
- ジャンル
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- #観光
- #回遊促進
- #防災
- プライム
事業者名 -
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エリアの課題解決に関する考え方
エリアの課題
防災
- 情報のサイロ化、不正確情報の伝達等により、発災時に適切な情報を取得しにくい。
- 来訪エリアに特化した防災情報を発信するツールがない。
- 一時滞在施設に関する情報発信ツールが乏しい(開設可否、混雑度など)。
商業・交通に関する課題
- 来訪者に対するリアルタイムな1to1の情報配信ができておらず、地区内で消費活動してもらう動機付けができていない。
- 竹芝ふ頭利用者(島しょへの旅行者や島しょ関係者)の地区内回遊、経済消費を満足に促せていない。
- 竹芝の特徴である船に関連するデータ連携ができていない。
MICE
- 浜松町・竹芝・芝浦エリアにはコンベンション施設が18箇所点在し、各種イベントが多数開催されているが、施設ごとのイベント情報が一元的に把握することができず、参加者の施設間の回遊性に欠ける。
- MICE施設や周辺を回遊するための情報はMICE主催者の温度感により参加者への提供粒度がバラバラであり、イベントによっては回遊ゼロという状況。
課題解決の方向性
防災
- ユーザーの参加障壁の低いLINEを活用した、①平常時の防災情報発信、②発災時のリアルタイム情報配信するツールを実装する。また、情報発信の乏しい、一時滞在施設の開設可否や混雑度をLINEや施設サイネージ、AIサイネージ、歩行者デッキサイネージ(設置中)にて配信する。発災時にエリア来訪者の行動変容を促し、駅への人流集中を避け、最適な避難行動を促す。
商業・交通
- 来訪者やワーカーに対するリアルタイムな情報配信(クーポン、船):当地区の来訪者やワーカーに対して、LINEと都市OSを連携させた上で動的にクーポン、割引券を配信しエリア内での経済消費を促したり、島しょ地域に関する交通情報(船)をリアルタイムに発信することで竹芝地区に滞在する方々、竹芝ふ頭を利用する島しょの方、関係者の待ち時間の有効活用に繋げる。
MICE
- インタラクティブマップ開発(MICE):域内に点在するコンベンション施設(18箇所)や飲食店情報、ユニークべニュー、ワークプレイス(カフェ等)、イベント情報を一元的に案内可能な一体型インタラクティブマップを開発することで、MICE参加者のスムーズな回遊と都市型MICEのスムーズな運営の両立を目指す。

プロジェクト概要
目指すサービス
防災
リアルタイムデータを活用した来街者向け情報発信(防災情報、一時滞在施設)

商業・交通
地区来訪者やワーカーに対してリアルタイムなクーポン、割引券、東京離島のイベント・コンテンツやワークプレイス情報を発信

MICE
参加者のスムーズな回遊と都市型MICEのスムーズな運営を実現させるサービスを提供

サービスの実装を通じて目指す状態
防災
- LINE防災サービスが、来街者に浸透し、防災力向上のために活用されている状態
- 周辺エリアの一時滞在施設の状況や混雑度がまちのサイネージ等を通じて来街者に届く状態
商業・交通
- 都市OSと連携して、街のデータに基づくリアルタイムインセンティブが日常的に発行され回遊が生まれている状態
- 街の情報にアクセスするツールとして竹芝LINEが定着している状態
MICE
- インタラクティブマップが完成し、MICE主催者が利用するコンベンション施設や宿泊施設などを一元的に把握できる状態
- MICE参加者の滞在価値を高める必要十分な情報にアクセスでき、回遊やエリア内消費活動が促進される状態
プロジェクトの成果
2024年2月、竹芝エリアマネジメント公式LINEと連動したリアルタイムインセンティブ配信サービスを実装した。
2024年12月、LINE・サイネージ防災情報サービス、竹芝エリアマネジメント公式LINEを活用した、汎用チケッティングサービス・竹芝イベントポータル・舟運運航情報、MICE利用者向けインタラクティブマップ「芝東京ベイMICEマップ」を実装した。
防災
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- LINE・サイネージ防災情報サービス
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定常的なエリア防災情報の提供および、発災時における災害情報のプッシュ型配信
商業・交通
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- リアルタイムインセンティブ発券サービス
街のリアルタイム情報と連動し飲食店等で利用できるクーポンを発行
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- 大丸有エリアとのイベントデータ連携、東京都島しょへの舟運運航状況連携、汎用チケッティングサービス
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竹芝エリア内外のイベント情報や東京都島しょに向かう定期船運航状況の発信
MICE
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- 芝東京ベイMICEマップ
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MICE参加者に対し、飲食店、宿泊施設、MICEイベント情報や、ローカルなオススメ情報等を配信
データ連携可視化基盤
- リアルタイムデータを可視化する「デジタルツイン基盤」を構築し、事業者間連携を強化し、新たな価値創出を図る。
