Global Gateway品川プロジェクトSHINAGAWA
採択プロジェクト

基本データ
- 連携準備型
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- 対象エリア
- 高輪ゲートウェイ駅周辺エリア
- ジャンル
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- #混雑解消
- #防災
- プライム
事業者名 -
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エリアの課題解決に関する考え方
エリアの課題
高輪ゲートウェイ駅周辺エリアは、2025年3月に予定されるTAKANAWA GATEWAY CITYの一部まちびらき、さらには2030年代まで継続する品川駅や駅周辺の開発も視野に、人の流れや移動ニーズが大きく変化する地域である。また、鉄道ターミナル駅近辺において線路等の鉄道施設が、往来を阻害し、まちの分断につながることは、東京都内の主要駅共通の背景となっている。
このような中、平時におけるまちから駅のユーザージャーニーに寄り添った人流誘導、滞在需要創出、混雑緩和、また首都直下地震等の災害時における帰宅困難者への対応といった課題を抱えている。
課題解決の方向性
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- 平時の課題
帰宅ラッシュ時間帯における混雑や鉄道輸送障害状況を踏まえた、まちから駅のユーザージャーニーに寄り添った人流誘導による滞在需要創出や都市混雑緩和に取り組む。
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- 非常時の課題
首都直下地震等の災害時における帰宅困難者に対する駅とまちが連携したスムーズな避難誘導による混乱と二次被害の防止に取り組む。
プロジェクト概要
目指すサービス
非常時~平時までをシームレスにつなぐ基盤上で、鉄道データ(混雑、障害)と都市混雑データを活用したエキマチ一体での人流マネジメントサービスの実装
サービスの実装を通じて目指す状態
- 「帰宅困難者のスムーズな避難誘導による混乱防止」と「滞在需要創出による都市混雑緩和」が実現されるとともに、都民は「意思決定時に必要となる情報の入手」「適切・多様な行動選択肢」「柔軟かつ機動的な空間提供」「安全安心・充実・快適な滞在・移動時間」といったQoL向上につながるメリットをいつでも享受できるようになる。
- 公共性を兼ね備えたサービスの実装、目的に応じた民間データの利活用や費用対効果の検証を実施することで、より付加価値の高いデータの連携・活用につなげる。
事業のイメージ図

※上記を具体的なサービスに落とし込んだ姿は以下のとおり。
鉄道データ、都市データを都市OSと連携し、構内放送、ロボット案内にて鉄道遅延情報、混雑情報を駅利用者に情報伝達することで駅への一極集中や混乱を防止するサービスとして実装した。
まちびらき後は、まちに設置するサイネージやアプリ(以下、赤字)も活用し、来街者に情報伝達するしくみを構築していく予定である。

プロジェクトの成果
高輪ゲートウェイ駅にて、2024年10月に聴覚的な情報伝達手段として構内放送を、11月には視覚的な情報伝達手段として自動走行ロボットによる人流誘導サービスを実装した。


